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Sumire

Author:Sumire
札幌生まれ札幌育ちの道産子。道内公立高校を卒業し、2010年1月渡米、スペイン語を専攻し、2013年12月卒業。
趣味は外国語の勉強とタップダンスと行き当たりばっ旅。在学中に4つの外国語を学び、アメリカを拠点に6カ国で生活しました。座右の銘は「思い立ったが吉日」今日も気ままに生きてます。


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TOEFL と SAT

大学進学までの道のり 第3回:受験勉強。

避けて通れないものですね。
アメリカの大学進学に必要な試験は TOEFL と SAT のふたつです。


【TOEFL】www.toefl.org

TOEICと並んで日本でもよく知られている英語能力試験。
"Test of English as a Foreign Language" の略で、外国語としての英語のテスト、という意味。

私が受験した2008年はインターネット版 "次世代" TOEFLへの移行期間でしたが、今はインターネット版が定着しているようです。

英検のように合格/不合格ではなく、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションがあり、各30点、合計120点満点。

北米の大学や大学院に出願するとき、英語力の証明として、一定以上のスコアを求められます。
だいたいの目安は、アメリカの大学で60点以上、カナダの大学・大学院/アメリカの大学院で80点以上、奨学金を狙うなら90〜100点以上。


高等教育機関の入学希望者向けということで、試験内容はとてもアカデミック。
加えて、キャンパスの様々な場面を想定した内容が多いです。

例えばリーディングなら、大学1年レベルの教科書の抜粋(のような文章)。
リスニングなら、クラスのレクチャーやディスカッション、教授と生徒の会話、生徒同士の会話、キャンパス内のアナウンス、などが題材。


どの試験でもそうですが、内容(英語)の理解そのもの以上にまず、試験の形式や回答方法を知らないと大変なことに。
試験時間も4時間以上に及ぶので、スコアを上げるには試験そのものに慣れることが必要です。

ちなみにTOEFLは何度でも受けられますし、出願後もスコアを送れば、送られた中で一番良いスコアを考慮してもらえます。


私が使って自信を持ってお勧めできる本はこの2冊。

1. Delta's Key to the Next Generation TOEFL Test: Advanced Skill Practice Book

それぞれのセクションの、問題の形式や答えの導き方を、ワンステップずつ丁寧に例を使って解説してくれる、TOEFL初心者にはありがたい一冊。すごーく綿密な作りで問題の全タイプを体系的に網羅してます。
練習問題も豊富で、少しずつレベルアップしていくので、着実に力がつきます。
さらに役に立つのが別冊の解答で、全ての練習問題の選択肢に関してなぜ正解/不正解なのか理由の説明があるので問題を解くロジックがわかります。

TOEFLの試験のしくみが理解できれば正解率はかなり上がります。
この一冊を本気で勉強すればTOEFLが怖くなくなるはず!


2. Delta's Key to the Next Generation TOEFL Test: Six Practice Tests for the iBT

最初の本で問題の解き方に慣れたら、あとはひたすら練習問題で語彙と体力をつける、という戦略。

ちなみに本番は「ダミー問題」という、採点されない問題が紛れていて、問題数が練習より多くなります。
集中力をつける唯一の方法はひたすら勉強して忍耐力をつけることでしょう…。


TOEFLに向けて勉強する間、辞書の次に重宝したのが Wikipedia
知らない人名や場所、用語が出てくる度に Wikipedia で調べて背景知識をつけていきました。前にも書いたとおり、TOEFLは内容がアカデミックなので、基礎知識が多ければ多いほど問題を解きやすくなります。

Wikipedia はページ左下「他の言語/Languages」でいろいろな言語が選択できますが、テーマによってはそれぞれの言語で情報量が全く違います。
日本語と英語、両方読むと、英語の勉強にもなり一般教養もつき一石二鳥♪
無料だし外国語の勉強に最強のツールだと思います^^
ただし記事の内容は信用できない場合も多いので引用はできませんが。入り口としては最高です。


【SAT】sat.collegeboard.org

"Scholastic Assessment Test"、進学適性試験の略。アメリカの高校生が大学進学の時に必ず受験する大学入試試験です。

留学生の場合、スコアを求められるかどうかは大学によって変わります。
一般的にレベルが高くなるほど条件も厳しくなるので、SAT受験が必要になります。

"SAT I" と "SAT II" があり、I は基礎(読解・作文・数学)、II は科目別テスト。
各分野800点満点で、この試験も出願締め切りぎりぎりまで繰り返し受験することが可能です。

TOEFLと違ってアメリカ人向けなので、特に読解は英語が難しく感じました。
内容は小説や詩、評論など。

作文は、エッセイを書くのに加えて、文法や文章の組み立て方についての問題もあり、これは勉強すれば何とか。

日本人が点を取れるのは数学。
レベルは日本の中学レベルなので、文章問題の読解に慣れ数学の専門語彙さえ覚えれば満点が狙えます。


使った本はこれ ↓
The Official SAT Study Guide

それと、オフィシャルサイトの "Question of the Day" で一日一問練習しました。
確か、登録すればメールで毎日送られてくるはずです。


試験についてはそんなところです…
センター試験とTOEFL/SATの勉強、どっちが大変かなぁなんて考えてましたが、
きっとどっちもどっちですね☆

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