Profile

Sumire

Author:Sumire
札幌生まれ札幌育ちの道産子。道内公立高校を卒業し、2010年1月渡米、スペイン語を専攻し、2013年12月卒業。
趣味は外国語の勉強とタップダンスと行き当たりばっ旅。在学中に4つの外国語を学び、アメリカを拠点に6カ国で生活しました。座右の銘は「思い立ったが吉日」今日も気ままに生きてます。


Latest journals


Latest comments


Weather


Exchange Rates

FX 株FX ブログ

Calendar

10 | 2012/11 | 12
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

Monthly archive


Search form

Tweets

# of visitors

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

途中でやめる、という選択。

「入学するのは簡単なこと。難しいのは留学先に着いた後、続けることで、卒業することだ」と前回書いた後、
続けるのとやめるのと、実際どっちが難しいだろう…と、ふと考えました。
留学の準備が大変であれば大変であるほど、「やめる」というのは実はすごく難しいし勇気がいるのではないかな、と。

もちろん、誰も「途中でやめよう」と最初から決めて留学する人はいないと思いますが(笑)

最後まで(卒業まで)続けるのが、誰にとっても絶対に良い、ということもないと思うのです。

行ってみて初めてわかることもたくさんあって、新しい目標ができたり、違う可能性が見えたり、することもある。
「やめる」ということが必ずしも「挫折」を意味するわけじゃない。
むしろその人にとってはそれが「成功」ということもあるのかもしれない。

私の大学には、日本人の正規留学生がだいたい5〜7人いますが、そのうち一人か二人は毎年様々な理由でここを去っていきました。
入学して一年以内で別の大学に編入した人もいたし、日本に帰国して就職した人もいました。

そういう決断に対して眉をひそめる人もいます。
「せっかく行ったのに何で?」と。

「途中でやめるなら何のために留学したの?」

(そういう質問は実は、本人だけではなくて周りの人にもふりかかってきたりするのです。何で留めなかったの、と無言で非難するかのように。)

ここは女子大ということもあり、特殊な環境なので、合う人と合わない人がいるのは当然で、
「何か違う」と思ったとき、他にもっと自分に合う環境ややりたいことがあるとわかったとき、
この場所を去る、というのも立派な決断だと思います。
少なくとも、「こんなところにもういたくない」と思いながらも「卒業しなきゃいけないから」というだけの理由で4年間、不満を抱えて過ごすよりは、ずっと良い。

それで、新しい大学で楽しく勉強していたりとか、日本で本当に好きなことに打ち込んでたりする姿を見ると、
周りの人が何と言おうと、その人にとっては良い決断だったんだろうな、と思うのです。

***

長期留学のはじめは、「何があっても絶対ここでがんばろう」という決心や勢いが、モチベーションにつながるかもしれない。
でも、つらくなったとき、もうやめたい、と思うときがあったとしたら、そのときは、
「でも絶対ここにいなきゃいけないんだ」と自分の首をしめるのではなくて、
「やめてもやめなくても、どっちでもいい」ということを理解したうえでどうするか決めた方が、
自分の決断とその後の行動に責任を持てる気がします。

ここに「いなきゃいけない」わけじゃなくて、
自分がいたいからいる。
他の選択肢がある中で、自分が選んでここにいる。

そう認識すると、いろいろなことが受け容れられるようになる、ような。

そんなことを思いました。
スポンサーサイト

正規留学 vs 交換留学 その3

正規留学と交換留学、どちらがいいか?という話。
昨日の続きです。

***

どちらともいえない① アメリカ中心

当たり前のことですが、アメリカの大学にいるということは、アメリカ視点で学問をするということですよね。少なくともある程度は。
そのことを忘れてたまに不満を感じたりすることがありました。
「何でアメリカの話ばっかり!」と(笑)。もちろんクラスによります。

私が所属する学部(スペイン語・ラテンアメリカ研究)も、南北アメリカの関係とアメリカにいるラテン系移民についての話が中心で、もし日本でラテンアメリカの勉強をしたらもっと日本との関係も勉強できたのかなと思います。
どちらが良いとか悪いというわけではなくて、視点やフォーカスが違うという話です。



どちらともいえない② 孤独と、それを超える意志

入学することは、卒業することに比べれば簡単なことです。
難しいのは留学先に着いた後、続けることで、卒業することだと思います。
それは、一般に言われる「海外の方が日本の大学より卒業が難しい」ということだけではなくて、
勉強が辛くなったときやホームシックに陥るとき、
「何のために自分はここにいるんだろう」という自問を何度も何度も繰り返して、
その度に答えを見つけられないと続けていけないからです。

ここにいるために手放したこと、失った機会と引き換えても、
私はここにいるべきなのかと自分に問うとき、
それまでにないくらい、自分の心と人生と向き合うことになりました。
その山を一つ一つ乗り越えていくことは、たぶん自分を強くしてくれますが、
私にとっては楽な道のりではなかったです。



どちらともいえない③ 就職に有利か、不利か

アメリカでの就職については、アメリカの大学を卒業すると最長1年働くことが許されます(ビザは学生ビザのままで、OPTというプログラムです)。
でも1年というタイムリミットと、専攻と関係した仕事でなければいけないというルールのため、実際働き口を見つけるのは難しいようです。
現実的なのはアメリカにオフィスがある日本の企業、または日本にオフィスがあるアメリカの企業に就職するというパターン。
年に何度か日英バイリンガル向けのキャリアフォーラムが開催され、留学生のための就職活動の場となっています。

日本での就職については、日本の就職活動のタイミングとアメリカの大学の年間スケジュールが全く合わないので、
そうそう帰国もできないし(帰国してもタイミングが悪いし!)、
就職活動の「波」に乗れないという意味では不利な点もあるのかもしれません。
でも先月参加したキャリアフォーラムでの「留学生のための就活セミナー」で得た情報によれば、
留学生を積極的に採用しようという企業は年々増えてきているようです。



どちらともいえない④ 英語も日本語もできない?

3〜4年も英語漬けの大学生活を送ればそれなりに英語でのコミュニケーション能力がつきますが、
辞書がいらなくなるわけではありません。
英語が伸びる一方で日本語を忘れていく自分。
自分が勉強していることを、日本語でどう説明するのかわからない、という状況に何度も陥りました。
日本語を磨く努力も必要です…。



どちらともいえない⑤ 勉強の効率

大学に来たばかりのとき、何を読むためにも英和辞書を引いて、日本語のWikipediaを参照して、たった数ページの文献を読むのにも何時間もかけていました。
英語で勉強するのが日本語で勉強するよりも数倍の時間と労力がかかるとしたら、
日本語で勉強する方が「早い」わけです。英語でやるよりよっぽど効率的。
大学に行く目的が知識をつけることだけだったら、もしくは、勉強は効率的でなければならないとしたら、
日本の大学で勉強した方がいいのかもしれません。

***

でも最終的には、長さではなくて中身ですね。
It's not the years that count; it's the life in your years.
年数が大事なのではなくて、その中で生きた人生が大事だということです。

今年チリに留学したとき、たったの3ヶ月半という短い時間でしたが、
ともすればアメリカでの3年間に匹敵するくらい中身の濃い時間を過ごすことができました。
(でも後から考えれば、アメリカの大学で培った土台があったからこそ、チリでの時間が生きたのかなとも思います。)

結局、どちらの大学に籍を置いてもそれほど変わらないんだと思います。日本でもアメリカでも。
どちらを選んでも、自分が納得して選んだことなら、
それが正解なのではないかな、と。

正規留学 vs 交換留学 その2

正規留学と交換留学、どちらがいいのかという疑問。
昨日の続きです。

アメリカに来てもうすぐ3年。

今自分が経験している学部留学というものに対して、今このとき感じることと、
人生のもっと後になってから感じることとでは、
きっと違うだろうと思います。いや、絶対に。

でも今私が感じていることを、できるだけ正直に書いてみます。
正規留学を選んで良かったと思うこと、辛いと思うこと。

***

ここに来て良かった① コミュニティの一員だと感じること

何と言うか、正々堂々といられる感じがいいです。
交換留学だとどうしても、仮住まい的な感じが否めないので。
この大学に属している、というか、この空間を一緒に構成しているという感覚?
大学や地域との関わりの深さが、もちろんその人の心がけ次第ですが、
期間が長い分、正規留学と交換留学ではその度合いが違ってくる気がします。
そしてこの大学の一員であることは、卒業してからも alumnae network(同窓会)で一生続く宝物です。



ここに来て良かった② 教授と築く関係

もうひとつ、私にとって絶対的な価値をもつものは、ここで出会って築いた教授との信頼関係です。
リサーチアシスタントやTA(ティーチングアシスタント)をしたり。
自宅に招かれてディナーをごちそうになったり^^
こういう関係は正規留学だから築けたのだと思います。



留学はここがつらいよ① お金が貯められない

これ切実な問題です。
キャンパスで働く許可を得たとしても、earning limit(収入の上限)があるのでお小遣い程度にしかなりません。
日本にいればバイトができますが、アメリカにいてはお金が出て行く一方です。
何にお金を使うかと言うと、日本とアメリカなどの往復交通費が一番大きいです。
(以前書きましたが、授業料と寮費は80%奨学金でカバーしています。)



留学はここがつらいよ② 行ったり来たり

4年間ずっと帰れないとそれも辛いでしょうが、数ヶ月おきにアメリカと日本を往復…というのも体力的・精神的に辛いものがあります。
一度帰国すると、もうアメリカに戻りたくなくなったり(笑)。



長くなってきたので続きは明日。

正規留学 vs 交換留学

一昔前までは限られた一部の人にしか与えられない特権だった留学も、
今では誰でも手を伸ばせばつかむことのできるチャンス。
でも選択肢が広がったからこそ悩むこともある。

留学したいんです、という高校生と話すときよく聞かれる質問の一つが、
「4年行く(正規学部留学)のと1年行く(日本の大学に進学して、交換留学プログラムを利用する)のとどちらがいいか」というもの。

個人的な経験からは4年行くのを勧めたくなりますが、どちらの方がいいという絶対的な答えはありません。
人によって求めていることが違うでしょうから、当然、導き出す答えも違ってきます。

でも、経験する前から全てを予測できるわけではもちろんないし、
先入観や先生/両親の意見で決めてしまうよりは、
実際に留学した人の体験談(意見ではなくて)を聞いて、
最終的に自分で決めるということが大事なんじゃないかなと思います。
(そしてどちらを選んだとしても、その機会をどれだけ活かせるかというのは自分次第なのですから。)

***

私は「留学するなら正規留学」と最初から思っていたので、
「4年か1年か」ということについてはあまり深く悩むことはありませんでした。
一応、日本の大学のこともさらっと調べて、交換留学という選択肢もあるんだということは認識していましたが。

私が正規留学を選んだ主な理由は、

・北米の大学のシステムの方が自分に合う
・海外の方が飽きない(何が起こるか想像もつかない感じがいい)
・英語を完璧にしつつ他の外国語も勉強できる(※あくまでも当時の希望的観測)

…というようなことだったと思います。

中でも一番大きかったのはシステムの違い。
日本の大学は入学する前から学部と専攻を決めなければならなくて、学部の変更も編入も難しい(ですよね?)。
アメリカ(とカナダ)は教養課程でいろいろな分野の勉強を経てから専門課程に入るシステムで、
途中で専攻を変えることも、転校・編入も比較的簡単。

まだ何を勉強したいのかわからなくて、しかも気が変わりやすい私は、
北米の大学の方が自分に合うだろうなと思ったのです。
そしてそのシステムの恩恵を享受できるのは正規留学の方で、交換留学ではできなかった。

海外の大学は卒業が大変(=勉強が大変)だという話はよく聞いていましたが、むしろそういう環境の方が、
自分のしたい勉強に集中できていいだろうな、とも思いました。
(逆に日本の大学に行ったら勉強できないと思ってましたが、今考えると先入観に縛られていたんだとわかります。)

でも100%の確信と目的を持ってやってきたわけじゃない。
海外に行くことを考えることの方が、日本に留まることを想像するよりも、わくわくした。
究極的には、ただそれだけだったんです。
楽しそうだと思ったから。

渡米してからもうすぐ3年になりますが、じゃあ実際のところはどうか…という話はまた明日。
 | ホーム |  page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。