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Sumire

Author:Sumire
札幌生まれ札幌育ちの道産子。道内公立高校を卒業し、2010年1月渡米、スペイン語を専攻し、2013年12月卒業。
趣味は外国語の勉強とタップダンスと行き当たりばっ旅。在学中に4つの外国語を学び、アメリカを拠点に6カ国で生活しました。座右の銘は「思い立ったが吉日」今日も気ままに生きてます。


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ブータンの旅レポート① 絶壁の上の寺院 "Tiger's Nest"

ブータンに仏教を広めたと伝えられるGuru Rimpocheは、虎の背中に乗って飛んで来たという伝説があります。
彼が虎を休ませ瞑想をおこなったと言われる聖地が、標高3100mの垂直に切り立った岩壁の上にたたずむタクツァン僧院(Tiger's Nest)。
先週の火曜日(6月18日)は、そのGuru Rimpocheの誕生日。国民の祝日でもあります。

休日を利用して、ブータン人の同僚二人とツアーガイドの友達、一緒にインターンをしているアメリカ人と私の5人で、Tiger's Nestに行ってきました。

***

朝の8時過ぎにティンプーを出発して、約1時間かけてパロ市へ。

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パロの商店街で、お供え物とお線香、そしてチョコレートを仕入れます。
というのも、Tiger's Nestまでは徒歩で3時間以上の長い道のり。
山登りのためのエネルギー補給です。

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パロ市街からTiger's Nestのふもとまで車を走らせること約30分。

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午前10時過ぎ。車を止めて、いざTiger's Nestへ!

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(↑ 山肌に小さく白く見えるのが目的地のTiger's Nest)

ちなみに駐車場でブータン人の知り合いに会いました。
考えることはみんな同じ。
Guru Rimpocheゆかりの祝日とあって、参拝に来たブータン人で賑わっています。

さて、ここで問題です。
山道を歩くのに適した服装はどれでしょう?
1.歩きやすいパンツにスニーカー
2.キラ(ロングスカート)にハイヒール
3.ゴ(男性の着物)に革靴

正解は1…ですよね普通。
でもブータン人はキラとゴに子供をしょってサンダルで山を登ります。

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いつもキラにヒールで山道を登ったり下りたりしているので慣れているのでしょう。
キラとゴを着ているもうひとつの理由は、寺院では正装(民族衣装)と決まっているから。
さすがに私はロングスカートで山道は歩けないので、キラをリュックに入れて持って行きました。

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(↑ 風にはためく、経文が印刷された「ルンタ」と呼ばれる色とりどりの布。)

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(↑ ベンチで一休み.標高が高いのですぐに息が切れてしまいます。)

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まだまだ先は長い…。
しかも途中で雨が降り始めました。

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(↑ 標高2800mの地点。)

だんだん目的地が見えてきます。

ここでキラとゴに着替え。

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ここからもうひと踏ん張りです。

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だんだんとルンタの数が増えてきます。

その向こうに見えるのは…。

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わーお。
ここでタクツァン僧院をバックにガイドさんと記念写真を一枚。

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眼下に広がる景色はこんな感じ。

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ここからいったん下って滝の下で橋を渡り、石段を登って寺院に向かいます。

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着いた〜!!

Tiger's Nestからの眺め。

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あーー。長かった。
時刻は午後1時過ぎでした。

ここから先、寺院内は写真撮影禁止。
荷物を預けて中へ入ります。

岩肌がそのまま壁となり床となり、山と完全に一体化した寺院。
たくさんある洞穴のように小さな部屋に、それぞれ別の仏像が祀られています。

立ったまま、頭の上と、顔の前、胸の前で手を合わせて、正座して床に頭をつける。
また立って手を合わせて、正座して頭を床に。
それを3回繰り返す。
お祈りが終わったら、聖水をいただいて口にふくむ。

真剣にお祈りを捧げている三人と、同じように熱心にお経を唱えているたくさんの参拝者を見て、仏教がブータンの人々の生活に浸透していることを改めて感じました。

一番神聖な瞑想部屋は、岩と岩の間のすきまを数メートル下ったところにある穴の中。
暗くて、狭くて、足場が悪くて、落ちたら確実に死ぬので途中で断念し引き返しました。
行ってみたかったけど、この巻きスカートじゃ絶対ムリ。

***

一度止んだ雨がまた降りだし、帰りはほとんどどしゃ降り。
途中でキラからジーパンに着替えて、斜面を滑り落ちるように下りて行きました(笑)。
午後4時過ぎ、車に戻った頃にはみんなびしょ濡れ、靴は泥まみれ。寒いしお腹空いて死にそう。

パロ市内に戻って、ご飯にありついたのは5時近くでした。

雨が降ったのは残念だったけれど、本当に良い一日だった!
また行きたいな…。

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ブータンの生活レポート③ 食べ物編

ブータンの料理を一言で表すとすれば、

1.辛い
2.濃い
3.お米の消費量が異常に多い

……。

1.辛い
唐辛子を香辛料としてではなく野菜として食べるのがブータンの料理の特徴。
代表的なのは「エマダツィ」という、唐辛子(エマ)とチーズ(ダツィ)を煮込んだ料理。
これをごはんにかけて食べます。

ema datshi
(↑ 乾燥させた唐辛子を使ったエマダツィ)

当然ながら、辛いです。
どのくらい辛いかと言うと、口に入れた瞬間、唇がしびれて、全身の毛穴が開いて汗が吹き出てくるくらい。無理して食べるとお腹を壊します。嘘じゃありません。

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(↑ ブータン料理に欠かせない唐辛子。これは少し小さめのもの)

エマダツィのバリエーションで、じゃがいもやマッシュルーム、干し牛肉などを入れたものもあります。
私のお気に入りはケワダツィ(ポテトとチーズと唐辛子を煮込んだもの)。

potato datshi
(↑ ケワダツィ)

fried rice
(↑ 相性抜群、野菜チャーハンとケワダツィ)

beef datshi
(↑ 干し牛肉を使ったビーフダツィ)

beef paa2
(↑ ビーフ・パーという干し牛肉、ほうれん草、唐辛子の炒め物)

そのまま食べると大変なことになるので、レストランでオーダーするときは
「less spicy!!!」と頼みます。
そして、唐辛子は除けて食べます。
たまに店員が気を遣って「How spicy do you want?(辛さはどのくらいにしますか?)」と聞いてくれます。
観光客向けのレストランやホテルに行くと、外国人用に辛さ控えめで料理してくれるので食べやすいです。


2.濃い
チーズ、バター、そして豚肉の脂身など脂肪分の高いものを使う料理が多く、味が濃厚です。

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(↑ 豚の脂身とワンタンの皮のようなものが入ったバトゥプというスープ)


3.お米の消費量が異常に多い

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この写真をよく見て下さい。どこが間違っているでしょう?
そう、このライスの量!
もちろん一人一皿です。一人前のライスがお椀じゃなくて、お皿にてんこもりでやってきます。
加えて、テーブルに一つ、どんぶりに山盛りのライスを持ってきてくれます。
おかわり用です。

ブータンはお米が主食。基本、一日三食お米です。
特にブータン西部はお米の生産がとても盛ん。
白米もありますが、赤米が多く出回っています。

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お米大好きな私にとってはありがたいことです☆

***

地元レストランにはブータン料理のほかにも、インド料理や中華料理、チベットやネパール料理もメニューに並んでいます。

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(↑ よく行くレストランのメニュー表)

カフェに行けば、サンドイッチにパスタ、ハンバーガーやフライドポテトなども。

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(↑ 外国人に人気のネットカフェ)


最初は「何これありえない!」と思ったブータン料理も、
今ではエマダツィが急に食べたくなるほど好きになりました(笑)。


おまけ。

ティンプーに唯一ある日本食(風)レストランのコロッケカレー
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チベット風餃子「モモ」
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"Super Strong Beer Druk 11000"
druk11000.jpg



ブータンの生活レポート② 交通事情

ティンプー市内の主な交通手段は徒歩かタクシー、たまにバス。
車を所有しているのはたぶんまだ少数派で、ほとんどの人が歩くかタクシーを使っています。
同僚の一人は片道20キロの道のりを毎日歩いてくるんだとか。

2400mの高度と、キラ(民族衣装)を着て歩くことに慣れた頃、
私が普通に歩くと、ブータン人の歩くスピードと比べて2倍早いことに気づきました。
特に早く歩いているつもりはないのだけれど…。

街灯
(↑ キラを着て歩く女性)

今住んでいるアパートからダウンタウンまでは歩いて40〜45分ほど。
家からダウンタウンまでは下りですが、帰りは登りなのできつい!
なのでしょっちゅうタクシーを使うのですが、ドライバーによって値段が違う上、外国人(観光客)とみると値段を高く設定してくるので、
①ブータン人の友達にタクシーをつかまえて値段設定してもらう
②乗る前に値段交渉する
③下りるとき、何も言わずにお金を渡す
のどれかの手段を取ります(笑)。
値段はN20〜80(約40〜160円)ほど。

一番頼りにならないのがバス。
一応家の前からダウンタウンまでもバスが走っているのですが、一度しか遭遇したことがありません。ある日、30分待ってみても来なかったのであきらめて歩きました。
バススケジュールというものは存在しないらしいです。

それでも乗れるときは、ダウンタウンから職場のある「チャンジジ」までバスで行きます。
バスターミナルから、15分おきにバスが出ていると聞いたのですが、実際には「人がいっぱいになったら」出発。
「何時に出発するの?」と周りの乗客に聞いても、「さあ…」と曖昧な返事しか返って来ない。
ようやく人がいっぱいになり出発したと思ったら、ドライバーは途中でバスを道路脇に止めて携帯で電話したりしてるし!

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(↑ ダウンタウンにあるバスターミナル)

いつ出発するのかわからなくて、しびれを切らしてタクシーに乗ったこともありました。
バスターミナルのすぐ横にタクシースタンドがあり、タクシードライバーが客引きをしているのです。
(「タクシー?タクシー?チャンジジ?チャンジジ?」)
でも、タクシーすら人がいっぱいにならないと出発しないという始末!(1台に4人まで乗れます。)
車に乗り込んだあとも全然出発する気配はなく、ドライバーは外でのんびりごはんを食べているし。
やれやれ。

それでも誰も怒るようすもなく、我慢強く(私から見れば)待っています。

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(↑ バスターミナルの横にあるタクシー乗り場)

バスで好きなのは、いつも音楽がかかっていること。
たいていはブータンの音楽。他にもバリウッドやK-popなどがかかることもあります。
運転手が好きな音楽をかけるんだとか。

最後に。
ブータンの交通事情でおもしろいことは、信号が一つもないこと。
ティンプーの街の中心に、一カ所だけ交通整備のお兄さんが立って自動車を誘導している場所があります。
でも、お兄さんがいるのは9ー5時のみで、道が混む夕方は誰もいないのだけれど…笑。
車は歩行者のために止まってくれないので、道を渡るのが毎回命がけです。

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(↑ 道の真ん中にあるブースで交通整備をするお兄さん)

ブータンの生活レポート①

བཀུ་བཟུག་བཟང་པ྄ོ།(Hello)!

6月1日にブータンに到着してからすでに10日以上が経ちました。
インターンシップも順調なスタートを切り、これまでにないくらい充実した日々を送っています!

パロ空港に着陸する瞬間から圧倒される、どこまでも連なる山脈に広がる段々畑と伝統的な装飾の施された建物の織りなす風景。

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(↑ 高い山に囲まれてるため、離着陸が世界一難しいと言われいるパロ空港。)

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(↑ ティンプー市街のようす。)

私が住んでいるのはティンプー市内のUpper Motithangという地域。
街の中心からさらに100mくらい山を登ったところにあります。

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(↑ 今住んでいるアパート。)

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(↑ 部屋の窓からの眺め。)

ブータンに着いた当日、空港からアパートまで送ってもらい、オフィスの場所とダウンタウンを車でさらっと案内してもらい、壊れた携帯(笑)をもらった以外は、次の月曜日に何時に出勤すれば良いのかも聞かないまま私たちのスーパーバイザーは日本へ3週間の出張に行ってしまわれたのでした。

インターンシップのパートナーである同じ大学の友達(アメリカ人)と共に、文字通り右も左もわからないままスタートしたブータンでの生活。

地球の歩き方を片手に、分かれ道のたびその場にいる人に道を尋ねながらなんとかダウンタウンまで辿り着き、
道で出会った親切なブータン人にそのまま買い物まで付き合ってもらい、日本人のご夫婦に偶然出会って街のことをたくさん教えてもらった日曜日。

息を切らしながらおぼろげな記憶をたどってオフィスまで辿り着き、スタッフを紹介してもらい、オフィスで着るためのキラ(民族衣装)を買って、初めてブータン料理をごちそうになったインターンシップ初日の月曜日。

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(↑ 初めてのキラショッピング。)

スタッフの紹介で、観光局で働いている日本人の方と知り合いになり、ティンプー唯一の日本食(風)レストランに行った火曜日。

"Our kitchen is flooding!"というルームメイトの声で目が覚め、アパートの台所のパイプから水が噴き出すという洪水事件が起こった水曜日。

水道も直り、ガスコンロもシャワーも使えるようになり、輸入食品が売っているスーパーで醤油を買って、いろいろな場所も物の値段もわかるようになり、少し生活が落ち着いてきた木曜日。

同僚にローカルレストランに連れて行ってもらいブータン料理を食べた後、プライベートパーティーの最中だったバーにうっかり迷い込み、そのままちゃっかり無料でお酒をいただきステージを独占した(笑)金曜日。

土曜日は大学を訪問して同窓会と学生のロックコンサート(?)に参加し、日曜日は友達とランチデートにキラショッピング。

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(↑ 久々の再会で思い出話に花を咲かせる同窓生たち。)

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(↑ 大学のMusic Club主催の音楽祭☆)

そんな風にして最初の一週間は過ぎて行き、今では友達もたくさん作って、ゾンカ(国語)も少しずつ覚え、キラ(女性の民族衣装)も一人で着れるようになり、家からダウンタウンまでの近道も発見し、タクシーとバスも乗りこなせるようになり、高度にも負けず、モンスーンにも負けず、飛び回るハエにもノミにも負けず!

台所洪水事件とか(笑)いろんなことがありますが、全部ネタにして笑いとばしてしまえば何も怖くない。

つっこみどころ満載のブータンでの生活に今私はすっかり心を奪われています(笑)。
これからが楽しみ!


おまけ:街の中心にある時計台広場。ティンプーで大好きな場所の一つです。
clock tower

いざ、雷龍の王国へ。

「あなたは今幸福ですか」という問いに人口の97%が「はい」と答えたということから、「幸せの国」というイメージがすっかり定着した南アジアの小国ブータン。
GDPやGNPの代わりに「GNH(国民総幸福量)」を理念と政策として掲げ開発を進めていることからも、世界中から注目を浴びています。

この調査は実際にはでっちあげと言ってもいいほど政府の都合の良いように生み出されたもので、急速な近代化・国際化・都市化の弊害があちこちに現われているそう。
開発と、伝統文化の継承という、二つの大きな課題の間で大きく揺れ動いている国。

知れば知るほどおもしろいブータンの政治、歴史に経済と教育事情。
いろいろな矛盾を抱えて、ブータンはいったいどこに向かっているんだろう。

今まで見た景色とは異なった景色を見せてくれるに違いないと信じて。
楽しいブータンでの生活が幕を明けました。

***

今回ブータンに来ることになったのは、大学のインターンシッププログラムのおかげ。
英語教育に関連したインターンシップがしたくて、もう一度南米に行きたくて、もともとはチリの大学で英語を教えるポジションを希望していました。
でも、ブータンのプログラムについて知ったとたん、インターンシップ内容(NGOでの英語教育プログラム開発)はもちろん、今まで足を踏み入れたことのない南アジアという場所の魅力に惹かれて第一希望をブータンに変えたのでした。

運良くインターンに選ばれ、6月から8月まで、3ヶ月のブータン滞在が決定。
観光客の人数が制限されていて、政府の認証を受けた旅行会社を通じてではないと入国出来ないブータンに3ヶ月も滞在できるなんて、本当にまたとないチャンス。

東京から上海とバンコクで飛行機を乗り継いで、インドのBagdogra経由でパロ空港へ。
そして今回の滞在の拠点となる首都のティンプーにやってきました。

到着から昨日でちょうど一週間。
たーっくさん報告することがあるので、これから少しずつ書いていきます!

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