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Sumire

Author:Sumire
札幌生まれ札幌育ちの道産子。道内公立高校を卒業し、2010年1月渡米、スペイン語を専攻し、2013年12月卒業。
趣味は外国語の勉強とタップダンスと行き当たりばっ旅。在学中に4つの外国語を学び、アメリカを拠点に6カ国で生活しました。座右の銘は「思い立ったが吉日」今日も気ままに生きてます。


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ブータンの生活レポート④ 言語事情

ブータンは国土面積が九州とほぼ同じ、人口は約70万人と小さな国ですが、
「谷ごとに言葉が違う」と言われるくらいたくさんの言語が話されています。
本によって、16と書いてあったり、24だったり…。
ブータンに数多く存在する少数民族の言語はあまり調査されていないそうで、その実態は謎に包まれています。

主な言語は、西ブータンで話され国語であるゾンカ、東ブータンのシャショップ、ネパール系ブータン人が多い南部で話されているネパール語。

インド系移民も多く、それに映画・テレビドラマや音楽の影響で、ヒンディー語が話せる人もたくさんいます。

例えば私の同僚(東ブータン出身)は、
①シャショップ ②ゾンカ ③英語 ④ヒンディー語 ⑤ネパール語 
⑥少しだけ韓国語(韓国ドラマを見て覚えた)を操るマルチリンガル。

1970年代に始まった学校教育は、ゾンカのクラスを除けば全て英語でおこなわれているため、学校教育を受けた人であれば英語も話せるのが普通。
ゾンカよりむしろ英語の方が得意という人も少なくありません。

そのせいもあって、ほとんどの人が程度は違えど英語とゾンカを自由に混ぜて話しています。
ゾンカの文に英単語を入れて話したり、文を英語で始め途中でゾンカに変わり、また英語に戻ったり。

例えば日本で新しいカタカナ語が生まれるように、ゾンカに英単語が取り入れられていくのはよくわかります。
それよりおもしろいのは、「英語が」ゾンカに適応して、「ゾングリッシュ」とでも呼ぶべきブータン特有の英語が生まれていること。

どういうことかというと…。

ゾンカには日本語や韓国語のように敬語があり、文末に「ラ」をつけると丁寧な表現になります。

クザンポー(こんにちは)→ クザンポー・ラ
カディンチェ(ありがとう)→ カディンチェ・ラ
イン(はい)→ イン・ラ
ンガ・ジャパン・レイン(日本からきました)→ ンガ・ジャパン・レイン・ラ

などなど。

そのルールに従って、英語で話している時でさえも、目上の人と話す場合や初対面の挨拶、フォーマルな場では文末に「ラ」を付けて話します。

Hello-la.
Thank you-la.
Yes-la.
I'm from Japan-la.

最初「ラ」を聞いた時は言い間違いかと思いました。
うっかり「ラ」を付けちゃったのかなと。

でもそうじゃないことがすぐにわかりました。
付けるべくして付けていたんですね。
ビジネスミーティングとか、ラジオとか聞いてると「ラ」の連発。

それから、ゾンカで丁寧な相づちを打つとき「ラス」と言うのですが、
英語で話しているときも、やっぱり同じ。
Uh-huh とか yes とか I see じゃなくて、
「ラス、ラス」と相づちを打つんです。

最初は笑っちゃったけど、気持ちはよくわかる。
英語に敬語がないことが、楽なようで、
逆に目上の人にどう話していいのかわからなくて困ることもあるからです。
そのためアメリカの大学に入ってすぐの頃は、
教授に話すのがすごくためらわれたのを覚えています。
もちろん日本語のように厳密なルールはなくても、
英語にだってちゃんと相手に応じた丁寧な話し方というものがあることが今ではわかりますが、
当時は「英語にも敬語があればいいのに」と思ったものでした。

丁寧と言えば、"madam" と "sir" の多用も特徴的。
ブータンの子供はみーんな私のことを「マダム」と呼びます。
そして質問に答える時は必ず
"Yes, madam." "No, madam."
未婚の若い女性(私のこと)をマダムと呼ぶのは実はとても失礼なんですが(笑)
もちろん彼らに悪気はありません。
私より年下の同僚のディキも「マダム・ディキ」だし、
同い年のドルジも「サー・ドルジ」だし。


☆一言ゾンカいわ☆
こんにちは:クザンポー(ラ)
ありがとう:カディンチェ(ラ)
元気ですか?:チェ・ガデベ・ユェ?
元気です:ンガ・レジム・ユェ
ごはん食べた?:チェ・トゥ・ザイ・ガ?
食べたよ:ンガ・ザイ
オーケー:トゥプ
かわいい:ジャリム
I'm having a damn good time:チョディ・チョディ


☆上級編☆ ゾンカ普及委員会制作 ゾンカ辞典より抜粋
お肉は干すととてもおいしい:シャカム・ザ・ワ・チンズィム・トト・オン
その小さい犬を売って下さい:ロチ・チュンク・デ・ンガ・ル・ツォン・ナン
年を取ったら若い人と交わってはいけません:ロ・ゲプ・ダ・ジョムミ・ギェ・カマ・ヅェ
寒い場所でマフラーをすると暖かくなります:サ・ジャンサ・ロプダカ・トリ・キワ・チン・ドロ・オン
あなたの妹をお嫁にください:チェギ・シーム・デ・ンガ・ル・ナン・マレ・ラ
私の妹は現時点では若すぎます:ニ・シーム・デ・ダト・チュンンク・ライン・ラ
じゃあいいです:デベン・ケ・ミヌ


そんな感じで…。
楽しくゾンカ/ゾングリッシュを学んでおります。

Bye-la!
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