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Sumire

Author:Sumire
札幌生まれ札幌育ちの道産子。道内公立高校を卒業し、2010年1月渡米、スペイン語を専攻し、2013年12月卒業。
趣味は外国語の勉強とタップダンスと行き当たりばっ旅。在学中に4つの外国語を学び、アメリカを拠点に6カ国で生活しました。座右の銘は「思い立ったが吉日」今日も気ままに生きてます。


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愛の言葉

ロマンス語。

その名前を初めて聞いたとき、

ロマンスの言葉?ロマンチックな言語ってこと?恋人たちが話す言葉?

と恥ずかしげもなく思いました。

調べてみるとロマンス語と愛のロマンスとは何の関係もなく、
ラテン語の口語(俗ラテン語)に起源をもつ言語のことだとわかりました。
フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語などがその代表です。

愛とは何の関係がなくても(笑)ロマンス語は本当に美しいと思います。
音も好き。見た目も好き。
大学に来た当初、私はロマンス語を専攻にするつもりでした。

…ということで(どういうわけか)、

今学期ポルトガルの授業を取り始めました♡

***

"What?? Because you want to learn all the existing languages in the world?"

と、友達には笑われましたが。

ただ私は、
「ポルトガル語やろうかな」と思い立ったが最後、
「じゃあ今からやろう」と。

探してみると、待っていましたとばかりに私にぴったりのクラスが見つかったのです。

【Elementary Portuguese for Spanish Speakers】

素敵すぎる。
ポルトガル語をやるなら、スペイン語と比べながら勉強した方が、断然早いはず。

「授業を取らせて下さい」と教授にメールを送り、
人気の授業だから入れる保証はないよと言われましたが、
授業では一番前の席に座り、熱意を伝え続け(笑)無事にスポットを確保しました。

***

この授業の好きなところは、全部ポルトガル語でおこなわれるということ。
いわゆる "イマージョン"(その言語に浸かる)というアプローチです。

部分的にそれを取り入れる教授はたくさんいますが、初級レベルでそれを徹底するのは簡単ではありません。

私は外国語を長く勉強していますが、今になって初めて、
「全く勉強したことのない言語を、他の言語を介さずにその言語で学ぶ」という体験をしています。

これ、けっこうショッキングなできごとでした。

私はポルトガル語を聞いたこともそれまでほとんどなかったし、
ましてや長時間耳を傾けたこともない。

でも最初の授業の日、教授が1時間ポルトガル語でしゃべり通したとき、

…すごい。
別の言語で、全く違うのに、言ってることがわかる。

これはいったいどういうことなの?!

もとをたどれば同じ言語。
誰かが「ロマンス言語は方言程度の違いしかない」と言っていましたが、
案外、真実をついてるのかも。

私たちと同じ道を辿った(スペイン語を勉強してからポルトガル語を勉強した)ことのあるその教授は、「理解するのは割と簡単だろうけど、話したり書いたりできるようになるのは努力が必要だから、がんばって」と。

努力しますとも♡

ポルトガル語は、こんなにスペイン語に似ていますが、
発音はどちらかと言えばフランス語に近く、
文法はどちらかと言えばイタリア語に近い。

そう、ポルトガル語を初めて注意深く聴いたとき、
スペイン語にフランス語をふりかけてやわらかくした感じだと思いました。
スペイン語の角がとれて丸くなった感じ?

というのはブラジルで話されるポルトガル語の方で、
ポルトガルで話されるポルトガル語はまた少し発音や文法が違うことも知りました。

何はともかく、「ポルトガル語を学ぶことは、スペイン語を学ぶことでもある」のだと教授が言っていました。

二つの言語の違いを知ることで、スペイン語のこともより深くできる。

だから、スペイン語を専攻する者としては、その過程でポルトガル語を学ぶのは理にかなっているという結論に至りました。
これで正当な理由ができた。笑

***

新しい言語を学ぶのって、新しい世界がぱーっと開けていく感じがして、好きです。
たぶんその感覚がけっこうクセになっていて、やめられないのかも。

新しい言語を学び始めるのに、別の言葉を「マスター」している必要なんかない。
そんなの一生かかってもできないのだから、待たずに始めた方が良い。
というのが私の哲学で、
今学期はスペイン語と韓国語とポルトガル語の勉強に精進します。


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